動脈硬化、みなさんはご存じですか?
動脈硬化とは、わたしたちの身体の中を張り巡らしている血管が硬くなることを言います。動脈硬化は、さまざまな病気を引き起こす原因となっており、近年、テレビや雑誌などでも良く取上げられているので、ある意味、知名度はとても高い症状かもしれません。
動脈硬化はどうして起こるのでしょうか。その原因は、血管の内側の壁にカルシウムや脂質が貼り付いてしまい、付着したものが血管を詰まらせたり、動脈の弾力性や柔軟性を失わせてしまうことで、血管が細く、壊れやすくなります。
わたしたちの体には、もともと身体の機能を修復しようとする機能があります。ですから血管が壊れたとしても、通常であれば、血管を修復する物質が、自然と身体から分泌されて治っていくのですが、この動脈硬化になってしまうと、脂肪が蓄積することでこの分泌が少なくなってしまい、血管の修復が行われないことになります。つまり、動脈硬化になると、一度壊れた血管は元に戻らなくなってしまうのです。
動脈硬化で血管が細くなってしまうと、より強い力で血液を送り出さないといけません。そうなると心臓の負担が大きくなり、高血圧になります。高血圧は、更に血管にダメージを与え、どんどんと動脈硬化が進むことに。
血液の流れが悪くなれば、酸素や栄養などが身体に行き渡らなくなるだけでなく、血管を詰まらせることで、心筋梗塞や脳梗塞の原因になっていきます。
つまり動脈硬化は、体内で色んな場所で悪影響を及ぼすことになり、最悪の場合は命を脅かす原因になる可能性があるのです。私たちはなんとかして、この動脈硬化を予防する必要があると言えます。
動脈というのは、体の隅々まで血液を通して酸素や栄養を運んでいます。
ですが栄養や酸素が不足したり、血液の中にコレステロールがたまったり、高血圧により血管に負担がかかっていたりすると、動脈に弾力性がなくなって壊れやすくなります。
あと、動脈にコレステロールがたまりますと、その表面が破れてしまうと血栓ができてしまい血管を詰まらせる要因にもなってしまいます。
こういった動脈壁が厚くなったり、硬くなったりして血液の流れる部分が狭くなって血液がスムーズに運ばれなくなる状態を動脈硬化と呼ぶのです。この動脈硬化になってしまうと、多くの体への悪影響を及ぼし、この影響から何かしらの症状がでることを動脈硬化症と呼びます。
この動脈硬化の種類には3種類あってその一つ、アテローム動脈硬化は脳動脈、大動脈、冠動脈といった太い血管に発生する動脈硬化のことになります。コレステロールが触れると、ドロドロした粥上の物質が動脈の中にたまってしまいます。そうしてこのアテロームこと粥状硬化というのができてしまし、それが徐々に厚くなり動脈内部を狭くしてしまうのです。狭くなるとそれだけ血液が流れにくくなってしまうので様々な症状を引き起こします。アテローム動脈硬化は患者数も多く、コレステロールが原因とされているためといわれています。
そして細動脈硬化というのは、脳や目の網膜、腎臓のような細い血管が固くなって塞がったり、血管が全体的に破裂してしまし、出血を起こし悪影響を及ぼします。これになりやすい人というのは高血圧を長年続いている場合に起こる傾向があります。
最後にメンケルベルグ型硬化なんですが、これは動脈の内膜にカルシウムがたまって血管が固くなったりもろくなったりする動脈硬化です。血管の壁が破れたりすることで症状がでるのですが、下肢や頚部の動脈、大動脈に発生しやすい動脈硬化になっています。